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第22回 Mt.富士ヒルクライムに挑戦!スタッフいがらしの濃すぎる2日間とリベンジへの誓い

こんにちは!THE BASEスタッフのいがらしです。

今年も、日本有数のヒルクライムレース「第22回 Mt.富士ヒルクライム(通称:富士ヒル)」に出場してきました!
「EXPO2026」での出展ブースのお仕事からレース当日まで、今年も本当に濃すぎる2日間でした。

(※去年の様子はこちらからご覧いただけます!) ▶ [昨年の富士ヒル挑戦ブログリンク]

毎年恒例!EXPO2026出展ブースでの嬉しい出会い

まずはレース前日に開催されたEXPO会場で、THE BASEブースにお立ち寄りいただいた皆さま、本当にありがとうございました!

今年も朝から晩までたくさんの方に足を運んでいただき、終始笑顔が絶えない楽しい時間でした。 「これ欲しかったんだよ~!」という嬉しいお声や、「実は富士ヒル本番より、THE BASEのブースに遊びに来るのを楽しみにしてた(笑)」なんていう、ありがたすぎるお言葉までいただき、お客様からたくさんの元気をチャージさせてもらいました。

中には、 「富士ヒル(レース)は走らないんだけど、THE BASEの『峠道カード』のスタンプを押したくて、今朝自走で富士山を登ってきました!」 というものすごい強者のお客様もいらっしゃって、「そんな素敵な楽しみ方もあるのか…!」と深く感心させられる一幕も。

毎年この会場でしかお会いできない遠方のファンの方、いつもお店に来てくださる常連のお客様、そして初めてTHE BASEを知ってくださった方。皆さまとの出会いと交流のすべてが、私たちTHE BASEの大きな力になった一日でした。

レース本番前の準備と、張り詰める緊張感

EXPOでの出展業務を終えたあとは、翌日のレースに向けて全力で回復に努めます。
しっかりご飯を食べてお風呂に浸かり、日付が変わる前には就寝。

そして、当日の朝は3時起きです! 車の中でおにぎりを頬張りながら、緊張と眠気を抱えて会場へと向かいます。

5時に会場入りしてからは、相棒の自転車を車から降ろして最終準備。 準備が整ったら、すぐにローラーを使って、体を温めるウォーミングアップを開始します。

今回は先輩スタッフから「パフォーマンスを上げるために、カフェインを計画的に摂るといいぞ!」とアドバイスをもらっていたので、出走の1時間半前と30分前にタイマーをセット。2回に分けて計画的に摂取しました。 「あ、トイレにも行っておかなきゃ…!」とバタバタしているうちに、あっという間にスタート時間。本番前の時間の過ぎる速さには本当に毎年驚かされます(笑)。

本番前の「機材カスタム」!スタッフとしてのこだわり

今年は、去年よりもさらにバイクのカスタム(通称:機材ドーピング!)にこだわって臨みました。

  • タイヤ: 富士ヒルの緩斜面や高速走行区間を見据えて、高い空力性能を目指した最新作『Pirelli(ピレリ) P ZERO RACE TLR SL-R』をチョイス!
  • チェーン: 駆動効率性に配慮したシマノの最高峰『DURA-ACE(デュラエース)』
  • サドル: お尻の負担を軽減を考慮しつつも軽量な『fi’zi:k(フィジーク) ARGO R1 LIGHT』

私は身長が低く、そもそも車体の選択肢が限られているのですが、このフレームに合わせてパーツを一つひとつ吟味し、フレーム以外はほぼ全てカスタマイズしました。 車体重量は約7.2kg。機材としては過去最高の仕上がりに、愛着もひとしおです。 「今の自分にできる最高の準備」を整えて、スタートラインに立つことができました。

結果、そして見えてきた課題

結果は、91分6秒

富士ヒルには、タイムに応じて「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」という色のリング(フィニッシャーリング)がもらえる伝統があります。私が目標にしていた90分切りの証「ブロンズ」には、今年もあと一歩、届きませんでした。

去年の富士ヒルが終わってからの1年間で、私が走った総距離は約8,000km。 平日は仕事もあり練習時間が限られているため、実走とインドアサイクリング(Zwift:ズイフト)の比率は「2:8」くらい。どうしても室内での効率的なトレーニングがメインになります。

毎月専用の練習メニューを組んでもらい、自分の実力を測る「FTPテスト(1時間に維持できる最大平均ワット数の計測)」も定期的に実施していました。 去年の秋から年始にかけては順調にパワーが上がっていたのですが、春先から成長が停滞。それどころか、だんだん思うようにペダルを踏めなくなっていってしまったのです。

今振り返ると、花粉症からくる体調不良や倦怠感が、例年より長く尾を引いていた気がします。 私は一度感覚を掴んでも、少しサボるとすぐに身体の感覚が抜けてしまうタイプ。そのため「とにかく練習時間を確保しなきゃ」と焦り、週2日のレスト(休息日)以外は、強迫観念のように乗り続けてしまっていました。

それでも結果が出なかったということは、ただがむしゃらに乗るだけでなく、本当の意味での「質の良い乗り込み」が足りていなかったのだと思います。 ここからまた1年間、もっと強くなるためには、「疲労を溜め込まず、体調を崩さないマネジメント」が第一なのだと、遅まきながらやっと気づくことができました。

「自転車に乗る」ということの奥深さ

「富士ヒルでブロンズを獲得する」というのは表向きの目標ですが、私の本当の目標は、ただタイムを追うだけでなく「もっと上手く、安全にロードバイクをコントロールできるようになること」です。

練習を積み重ねれば重ねるほど、「上手に走る」ということがどれほど難しく、奥深いものなのかを痛感させられます。 世間では「自転車に乗る」と簡単に言いますが、私がプロのスタッフとして、一人のサイクリストとして、胸を張って「私は自転車にちゃんと乗れている」と言える日は、まだまだずっと先になりそうです。

自分の甘さと、またここから1年かけて向き合っていかなければなりません。

来年へのリベンジ、そして救われたエピソード

ただ、去年と大きく違う点がひとつだけあります。

去年はゴールした瞬間、「きつすぎる!もう二度とやりたくない!」と思っていました(笑)。 でも、今年は違いました。 走っている最中は「これでダメならもう仕方ない」と、目の前の坂だけを見て必死にペダルを回していましたが、ゴールしてタイムが足りないと分かった瞬間から、頭の中では「絶対にリベンジする」と決めていました。 全然「仕方なく」なんてなかった。やっぱり、ものすごく悔しかったんです。また1年やり直しです!

そして、もうひとつ、とても救われた出来事がありました。 去年、私がTHE BASEのブログに「富士ヒルが終わったら五合目で特大プリンを食べるんだ!」と書いたのを覚えていてくださった常連のお客様が、なんと今年、ゴール地点である五合目でその特大プリンを食べてくださったそうなんです。

そのお客様も、私と同じように目標に対して悔しい思いをされた仲間だったのですが、レース後に「いがらしさんのブログを思い出して食べた特大プリン、最高に美味しかったから、私の富士ヒルは実質優勝です!」と言ってくださり、その言葉に私の心も深く救われました。

富士ヒルという大きな舞台に挑戦し、お店のお客様と一緒に悔しがったり、お互いの健闘を喜び合えたりする。 この絆があるからこそ、ロードバイクはやめられないし、やめたくてもまだやめさせてくれないですね(笑)。

さいごに

それにしても、目標まであと「66秒」。 たった1分ちょっとの差なのに、今の私にとってはものすごく遠い66秒です。

この悔しさを忘れず、また来年の富士ヒルに向けて、日々の練習を積み重ねていきます! これからも店舗で皆さまのサイクルライフをサポートしつつ、私自身も一歩ずつ成長していきますので、応援よろしくお願いいたします!

THE BASEでは、皆さまのイベント挑戦への機材のご相談や、モチベーションアップのお手伝いも全力でサポートしています。ぜひお店で皆さまの富士ヒルのお話も聞かせてくださいね!